【ドル箱戦略レポート(豪ドル円)|2017/03/13~】FX最大の注目イベントの真の値動きとは?
こんにちわ、週末はいかがお過ごしでしょうか。
金曜日はFXの注目イベント、アメリカ雇用統計がありました。結果は良好で金利の引き上げ要因になっています。以前から伝えている、日本のネガティブ要因VSアメリカのポジティブ要因で、豪ドル円相場は膠着が続いています。
日本のネガティブ要因とは、東芝ショックです。現在は、東芝出資のアメリカ子会社に注目が集まっていて損失のの問題を巡って、チャプター11を発動するか検討中のようです。チャプター11の発動とは破産の一歩手前と捉えて下さい。ポジティブ要因は、トランプ政権の減税案や景気対策の事です。引き続き、これらの情報で相場お変動要因になっています。
さて、金曜日の雇用統計なのですが、結果良好なのに何故ドル円が上昇しないのか?!といった声が聞こえてくるかもしれません。始めたばかりの投資家にアドバイスなのですが、FXには指標の数字の良し悪しだけで値動きが素直についていくとは限りません。
今回を例にとって見ましょう。
22:30にアメリカの雇用統計発表がありました。しかし値動きは下落。
これは、想定内の数字でサプライズが無かった場合に起こり、そして次の新しい材料待ちになります。次の材料はアメリカ株式や日経平均先物の動向になります。この流れを見ると、投資に答えを見つけるのが難しいですよね。次から次へと出てくる材料に右往左往してしまって、頭を悩ましている投資家は多いかと思います。
投資家は、それらに悩まない為にテクニカル分析やトレードルール構築が必須なのです。
この記事を読みながらじっくりと、あなたのトレードスキルを磨いて行きましょう。
それでは今週の豪ドル円相場分析です。
この相場を極める為には幾つかの重要な価格帯を見抜く事が必要になってきます。先ず、トレンド分岐点は86.60円に位置しています。
それよりも価格が下で推移していれば売りモード。反対も然りです。
続いて、注意する価格は86.10円になっており、
これより下の価格推移は強い下落のシグナルになっていて、買いの投資家は強い警戒が必要です。
この価格の意味する所は一目均衡表の雲の下限に位置していて買いスタンスの投資家の最後の砦ともいえるポイントです。