【ドル箱戦略レポート(豪ドル円)|2017/02/20~】誰もが知っているあの大企業が解体!?
こんにちわ!謎の覆面FXトレーダーです。
東京の週末は春一番が吹いて、新しい季節がやって来る予感がします。
さて、先週からあるニュースが市場に出回って相場に影響を与えています。日本を代表する大企業で半導体の事業がメインのあの会社です。
それは!?
「東芝」
です。
ここでは、東芝の事業や今後の見通し、株価などは専門家に任せるとして、どういった形で日本の企業が、外国為替(FX)に影響が出てくるのか要点を抑えながら見ていきましょう。先ずは、東芝が一部上場から二部に降格が決定的になっています。そして、海外事業の売却(身売り)をしていきます。連動して日経平均の押し下げ材料になります。これらは、すべて円高要因(ドル円の下落)ここまでの話を聞くと、ドル円が下落するかもしれない!?と思いますよね?しかし、その視点だけ見るのではなく、アメリカの企業や株式にも目を向ける必要があります。
現在アメリカ株式は年初高値を更新中で飛ぶ鳥を落とす勢いです。高値更新の大きな原動力になっているのは、トランプ大統領の減税案。FXは世界規模のマーケットなので色々な視点で判断して収益に繋げる事が大事です。まとめると、日本のネガティブな要因VSアメリカのポジティブな減税といった構図になっています。次にテクニカルの視点でも見ていきましょう。
チャートはメタトレーダー4の15分足豪ドル円です。
豪ドル円は先週の東芝ショックの話題を海外勢が消化してきた価格帯の86.60円が分岐点。この価格より下で推移すれば下落モード、反対派然り。
続いて、上昇した時のポイントは同じく東芝ショックの話題が始まった価格帯の87.70円。もしこれより高い価格になっていれば強い買いのシグナルというよりも高値警戒注意報。確実に利食いを、又は売り。
テクニカルツールのGMMAから見ると、87.45に弱い壁があるのでこの価格付近の値動きにも注意が必要。今週の豪ドル円を資産運用する際に見るべき価格帯はこの3点を抑えれば軸が出来そうです。分岐点86.60円、高値警戒感87.70円、87.45に弱い壁。
それでは、今週も頑張りましょう。